2022-01-01から1年間の記事一覧

ダメなヤツ

僕は昔、絵を描く事が好きでした。 小学生は自由帳に漫画を描き、 中学生はオタク女子に以来されて日番谷冬獅郎を描いていた。 高校生の頃から描く頻度が減った気がする。 絵が嫌いになったんじゃない。 自分より上手く描く人達が周りに溢れている事に気付い…

僕らはみんな壊れてる

『常識』 生きる上で避けては通れないものである。 しかし、 常識とは一体だれが決めたのだろうか。 この世に生を享けたその日から、 今日この日まで、 「当たり前」、「普通」といった曖昧な基準で評価され、また、評価してきた。 恐らく、この世の大多数の…

桜散り蒼茂る

冬の様な寒さが続いた春に 舞い散る桜が終わりを告げる 今年は桜を見られる時間が短かったなぁ 葉桜を見に行った 少し遅めの花見に 青空の下の桜はよく映える 散りゆく桜に青々とした葉 見上げるとヒヨドリが鳴いていた 下を向けば桜の絨毯 その隙間で蟻が巣…

叶うなら、未来予知を

人生は思い通りに行かないものである そんな事は分かってる でも、思い通りに行かない時は、 怒りや、悲しみや、虚しさ そんな感情に溢れる 最近、子供の頃に観ていたドラマをよく観る 懐かしさを感じると共に、 結末や、作品の楽しさを、既に知っているとい…

夢夢

子供の頃、夢を夢と自覚して見ていた 「これは嫌な夢だ」と思うと強く目を瞑る すると、違う夢に移動出来た 誰かに追われていたり 幽霊に出会ったり 夢から夢へと逃げていた 今ではもう夢を移動する事が出来ない 夢だと自覚した時、目が覚めてしまうからだ ま…

マーブル模様

小さな頃は 人を笑わせるのが好きだった バカやってるだけでみんな笑ってくれた でも学校に入って 面白さだけでは評価されなくなった 真面目な人間が褒められていた 小学校に入ってすぐにいじめられた きっとからかいやすかったのだろう バカな僕は先生に何…

部屋の片付けを終えて

人生は取捨選択の連続である と、誰かが言っていた気がする だが、私は全てを手に入れたい 時間も お金も 経験も 友情も 愛情も なにも捨てずに 全てに囲まれて そんな生活があれば良いのに これから私は何を捨てて生きるのだろうか 命が消えるその時に 捨て…

過去を歩く

昔は好きだった 音楽を聴きながら本を読んでいる時間 カメラを片手に散歩している時間 学校からの帰り道 放課後の無駄話 今はもう意欲が湧かない 早く帰って あれをしてこれをして もう寝ないと 遊んだ翌日には休みが欲しくなる 心に余裕が無くなってきた 「…

あゝ無情

偶に、生きる事に疲れる時がある 死にたい訳ではない 何をしに生まれたのか問われても 「何も」としか言いようがない 僕は生きるために生まれたんだろうな 目的も無いし 寝て 食べて 音楽聴いて 働いたり休んだり そろそろこの人生も飽きたなぁ 子どもの頃は漠…